モバマス攻略考察感想殴り書き001

  • 課金は負け組みたいなイメージが未だ根強いようだし、俺も今までそう思ってたけど、必ずしもそうとも限らない。金を使わない人は時間を使っているからだ。費用対効果や自分の懐具合はもちろん考えねばならないが、下手に時間を使うよりは潔く課金し、その分残業でもした方が懸命だろう。ただ、今のところ無課金の方が楽しめそうだし、面倒なのでしていない。
  • このゲームに「殴られ屋」さん達がいなかったら一体どうなっていたんだと考えるとぞっとする。
  • 「どのキャラも特定レベルに達する経験値は変わらない」などの単純なシステムが研究・攻略欲をかきたてる。独創性などが要求される格闘ゲームなどの攻略に比べ、数字をまとめさえすれば強いキャラが判明するのだから労力分の結果が期待できるからだろうか。アリスソフトシミュレーションゲーム(『ままにょにょ』とか)に近い。アリスゲーもステータス上昇値が一定だったため計算で最終ステータスが割り出せたりしたのだ。
  • 「マニー」というゲーム内通貨も存在しているというのに、トレードの基本はもっぱらスタミナドリンク(通称スタドリ)。どうやらこのゲーム内ではこれが一番信用のあるものらしい。現実世界じゃないからそりゃドリンクもかさばらないけど、ゲーム内通貨があるのにそれが取引の中心足り得ないというのはどうしたことだろう。経済には疎いのでよくわからないけど、マニーより少ない数字でやり取りするから数えやすいからだろうか? 基本レッスン以外には使い道のないマニーよりずっと必要だからだろうか? あるいはそもそもマニーが現実世界のそれのように相手から貰ったり渡したりするものではない(人から人へ回らない)とか、そういう事情だろうか。
  • そんなわけでこのゲーム、やったことない人は「アイドルを集めるゲーム」だと思ってるだろうけど、俺の実感じゃ「スタドリを集めるゲーム」である。「アイドルは、金で買える*1」。


【トレードについて】
 ちょっとスタドリに余裕ができたので強いキャラを手に入れるために2chへと赴いてみることにした……のだが、そこは募集が書きこまれた途端に応募が殺到する地獄だった。あれ、これ、デイトレーダーみたいなマネして稼ぐの厳しくね? スタドリ三桁とかマニー数百万とか持ってる人はどうやって稼いだんだ? 俺が価格高騰してるようなイベント時期に誰にでも手を伸ばしやすい安物人気商品買いに行ったのがダメだったの?
 トレードページに行った時にはまだ商品があり、トレードも申請できる(先着10人には入ってる)のだが、一番にはなれずなかなか成立まで漕ぎつけられない。こりゃあ工夫しないとダメだ。
 相手の一覧からすばやく目当てのものを探し出し、素早くトレード申請を終える必要がある。トレード前に相手の物とこちらが渡すものを確認したり、スタドリ本数の入力に手間取ったりしているようではダメだ。相手の出品に欲しいものが二つあったからと言って二つを指定するなんてもっての外。まさに、二兎追う乞食は儲けが少ないという奴だろう。また、「端数はエナドリ 1 or 25000マニー」とある場合も、入力桁数が多い後者の支払いでは勝ち目がない。そういう意味でスタドリ・エナドリSuicaに近く、やはりこれも取引の中心となっている理由の一つなのではないだろうか。逆にマニーはインフレしすぎた国の札束を連想させる。デジタル世界に物量はないが、桁数的にはかさばっているわけだ。

*1:ここではスタドリのこと