2011年吐き納め

 2011年ももう終わりなので大掃除と同様の精神で溜まっていたものを吐き出しておく。

  • 先日キャラの好感度について書いたが、前期に著しく好感度の低いキャラがいたのを思い出した。『日常』の御大こと麻衣だ。あの嫌われようはなかなかのものだった。そう言っていたのはただの『日常』アンチだという噂もあるが。
  • いくつが満点であるかを示さず星の数だけ言う奴がいる。お前の言う星三つは三段階評価なのか五段階評価なのかどっちだよ。
    • 自分でやってる五段階評価で「う〜ん、3.5点!」とか言うなら十段階評価にしたらどうだろう。
      • 星マークの場合は見た目に解りやすいから半分だけの星マークを使って一見五段階、実質十段階でもいいと思うけど。
    • いくつまで下があるかを示さず「D-」とか言う奴もいる。
      • 名言、「お前の常識は世間の常識じゃないんだよ」を引用したい(詠み人知らず)。
        • でも自分でもやってそう。
  • Amazonのレビュー欄が単行本と文庫版で統合されているのに最近気付いた。単行本の商品ページと文庫本の商品ページで同一のレビューが読める。両方を見る必要がない。多くの場合内容は同一なのでこれは良い仕様。
  • 借りぐらしのアリエッティ』で本物っぽいカラスの鳴き声があてられてるの聞いて思ったんだけど、ローレンツ先生に代表される動物の言葉が解る一部の人達は、英語を解する人が総統閣下シリーズ*1にいま一つ乗り切れないように、あてられた動物の鳴き声に対して「全然文脈と合ってないだろ」って思うものなんだろうか。
  • 「病弱な少年と好奇心旺盛な小人の少女との心温まる交流」的な話が見たかったかもしれない。もちろんその要素もあったし、その要素を俺の望む形で強化するとあの引っ越しエンドには行きにくかったとは思うが、どうしてああまでも醜悪なババアを見なくてはならなかったのだろう。マジでかなりの生理的嫌悪感を催してしまい、今後再放送されても見たいと思える気がしない。『紅の豚』なんかはまた見たいなと思わせられる心地良さがあったのだが。いや、見ていて気持ち良い話をしろというのでも悪者を出すなというのでもない。品の問題である。品がないのが嫌だった。もちろん、あえてそうして、そこを強調して描かれているのはわかる、わかるが……。
  • 1月始めから何かめぼしい出来事が起こるたびこまめにメモを取っておき、11カ月後、自分内「今年起きた○○界の10大ニュース」だの「今年の○○流行語候補」だのを悩むことなくさらりと列挙してみせる。そんな人間になってみたい……気がした。
    • 多くの人がやるのは、「今年読んだ中で一番おもしろかった作品」とかかな。自分内『このミステリーがすごい!』みたいな。ところで今年の『このミス』は座談会も新人クロスレビューもありませんでしたね。名高い作品が歯に衣着せぬ率直な意見の下に貶されたり、話題にもならないマイナー作品が俎上に乗せられているのが好きだったのですがとても残念です。
  • ペイントソフト使ってて、AパターンのレイヤーとBパターンのレイヤー、どっちがいいかなって時、ワンクリックで表示切り替えたいのに、Aレイヤーを非表示⇒カーソル移動⇒Bを表示って手順三つ必要なのがもどかしい。誰か何か考えてくれ。
  • 他人の出した燃えないゴミを勝手に漁っていく人と、他人の家の郵便ポストにゴミという名のチラシを入れていく人達を何とかしてほしい。どちらも取り締まるのは難しいようだ。日本は先進国だし過去と比較すると文明はかなりの速度で発達しているように思えるが、こういうあたりは未だ原始的だと思う。モラルだけの問題ではないし解決は困難だろう。が、こんな風な小さな問題までもが対処された文明社会に暮らしたいものだと思う。
    • TV番組「WBSワールドビジネスサテライト)」において「こんなにちょっとした空きスペースまでもが商売に利用されている」というような内容の特集がされた時(うろ覚えだが、空いた公衆電話のスペースにコインロッカー的なものなどを設置していたのだと思う)、メインキャスターの小谷真生子が「そんなところでまでもせせこましく商売に精をださなくてもいいじゃないか。発展途上国めいたゴミゴミとした景観が好きではない。空いたスペースがあるなら花でも飾っておいた方が良いと思う」というような趣旨のことをコメントしていたのを思い出した*2。話を振った相手には否定されていたが(その人は、たくましく生きていこうとする人間の、ある意味生き汚い姿、そこにあるエネルギッシュさを礼賛しているように見えた)、俺は小谷キャスターの意見に賛成である。上記のものもそうだけど、こういったものは労力と効果と他人に与える印象などを考えるとそれほど良いとは思えない。
  • よくやるミスにばかり気を付けていると、よくやらないミスをする。
    • (訳)「ごみ箱を空にする」を選択する前にはファイルを本当に捨てていいのか一度眺めるようにしているが、うっかり「すべての項目を元に戻す」を選んでしまいそれはそれで大変なことになった。

*1:英語映画にでたらめな日本語字幕をつけたMAD

*2:これに悪い印象を持たれた人がいたら俺の引用が悪いせいである。こんな言い方はしていない。俺がハッキリ覚えてるのは最後の言葉だけ