ムシブギョー 第38話


(虫を退治するという)大義のためなら町や町人の犠牲なんてどうでもよいとする奴に対して、そうではないことを解らせる、あるいは主張するような解決方法をとるのかと思ったが、主人公くん達の解決方法は、「町人たちの力を借りる」というものだった。
これ、前者に対してのアンサーなのだろうか。「たとえ大義のためであろうと町や町人を犠牲にしてはならない。なぜなら〜」に続く答えが「町人も役に立つから」なのだろうか。
この展開で思い出すのは『踊る大捜査線』のなんだったかの話で、「所轄の力なんていらん」と主張する警視庁組が自分達だけで解決しようとしてたけど結局は地元に知悉する所轄署員たちの力を借りなければ解決できなかった、という話。これはちゃんと前者の主張を否定するアンサーになってると思うんだよね。でも今週のムシブギョーはズレてると思う。


このテーマ(対立)に関しては後でもっときちんと描いていくんだろうから今週だけで強く否定するようなことは言えんけど(そもそもアンサーじゃなかった可能性もある)。