アニメ雑記


絶望先生

  • 見る習慣がついてなくてまともに見るのは今回が初めて。原作も途中まで。何で小森と同棲なんて萌え展開になってんだっけ? いいの? いっかぁ。可愛いし。
  • 女の子は可愛いし、効果音を口でも言う演出も楽しいし、話の流れはテーマを語る為にのみ存在するという無駄のなさは美しいし……(でもオチないケースも多々ある)。こんなに面白いのになぜ僕が本作の単行本を買っていないのかが解らない。これは買い揃えて良い。でも場所が……。


GA

  • 面白い。かつてユグドラ・ユニオンという中々良質のシミュレーションRPGがあり、そのゲームで唯一*1残念に思っていた部分であるキャラ絵を担当していたのが本作の作者さんなのだけど、面白い。
  • これもテーマを語る為に話が流れるパートがある。知的好奇心も適度に満たされて楽しい。マンガで学ぶ〜的な教本を読んでる感じね。
  • もう高山みなみを使うのは止めて! 出てきてすぐにそれと判る声! どうしたってコナン君にしか聞こえないというのに! いいですか? 僕はGAを見ている時にコナンくんのことなど思い出したくないのです。作中に入り込んで作品を楽しもうとする僕の意識をメタに押し出すのは止めてください。同様の理由で山口勝平もダメだ。他の役のイメージが強すぎるのにすぐに判別できてしまう声優を使うのは止めてくれ。


戦場のヴァルキュリア

  • 「あれ? ヴァルキュリア人がいるのは敵方なのにこのタイトルは何で?」と思ってたけど、味方にもいたわけね。なるほど、ではあるのだけれど、「今後どんな風にこのタイトルが意味を成してくるの? 脇役に見える敵方のヴァルキュリア人(セルベリア)が後でメインキャラになるの? どう絡んでくるの?」と、その辺(脇役キャラのメインキャラ化)期待してただけにがっかりだ*2。単なるミスディレクションだったなんて……。不思議! 騙されて嬉しい筈なのに全然嬉しくない……! じゃあ敵方のヴァルキュリア人は結局ラスボス的役割で終わるんですね。何それ、そのまんまじゃん。つっまんねぇの!
  • イサラ(身内)が死んだ辺りから、「え? マジ死んだの?」といよいよ重苦しい戦争モードにシフト。その後も、人間らしい弱さで過去の面影も見られないほど人が変わるギュンター、隊長以外全滅の第一小隊、戦場がまっさらな荒野化、などそれなりに緊迫シーンが続く。評価を上方修正したくはなった。
  • でも決してA級ではない。上記のシリアスシーン全般にも言えるのだけど、特に心神喪失状態のファルディオがアリシアを撃つあたり、無理してシリアスにしようとしてる印象を受ける。
    • ストーリーにキャラが動かされてるからかな。キャラの性格と行動が微妙に一致してなさげ。ファルディオの脳裏に蘇るアリシアのフラッシュバック演出が視聴者への説明ぽくて小賢しく感じられる。
  • セルベリア強すぎ。一騎当千レベルじゃねぇぞ! 一人で世界と戦えそう。でも、貴方みたいな人はどちらかの勢力に肩入れしちゃいけないんです。剣心を見習ってください。この陸の黒船めが!
  • 色々言ったけど、面白くみてる。


雑感

  • 上記三作はどれもがストーリーやテーマの為にキャラを動かしてる部分があるのに、なんでヴァルキュリアだけダメなの? その差異は何?
    • ストーリーやテーマの為にキャラを動かすのが悪いんじゃなく、キャラの性格と行動に不一致が生じるとダメなのかも。
    • よくワカラン。教えてgoo

*1:本当に唯一かというと、そうでもない

*2:勝手に期待しといてがっかりだとは何事か